賀川浩(読み)かがわ ひろし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「賀川浩」の解説

賀川浩 かがわ-ひろし

1924- 昭和-平成時代のサッカー選手,サッカージャーナリスト。
大正13年12月29日生まれ。小学5年からサッカーをはじめ,神戸一中(現・神戸高),神戸経済大(現・神戸大),大阪クラブなどでプレー。昭和27年産経新聞社に入社。サンケイスポーツ編集局長などをへてフリーとなる。国際サッカー連盟(FIFA)ワールドカップ,ヨーロッパ選手権などを取材し,サッカージャーナリストとして活躍。関西サッカー協会役員としても長く活動してサッカーの興隆のためにつくす。平成22年日本サッカー殿堂特別選考。26年日本人としてはじめてFIFA会長賞を受賞。兵庫県出身。

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知恵蔵mini 「賀川浩」の解説

賀川浩

サッカーライター。1924年、神戸市生まれ。第二次世界大戦を挟みサッカー選手として活躍。52年から産経新聞のスポーツ記者となり、75年からはサンケイスポーツ編集局長(大阪)などとして活躍、90年よりフリーランスとなった。2015年1月14日現在、現役最年長記者(90歳)となっている。74年のFIFAワールドカップ・西ドイツ大会以来、9大会連続でワールドカップを取材し、2014年のブラジル大会で10大会を取材を行った。15年1月12日(日本時間13日)、チューリヒ(スイス)で行われた「FIFAバロンドール2014」で日本人として初となるFIFA会長賞を受賞した。

(2015-1-15)

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