興隆(読み)コウリュウ

デジタル大辞泉 「興隆」の意味・読み・例文・類語

こう‐りゅう【興隆】

[名](スル)勢いが盛んになること。「民族の興隆を促す」「庶民文化が興隆する」
[類語]発展発達伸展伸張成長隆盛躍進飛躍展開進展拡大進歩進化進む伸びる広がる栄える繁盛にぎわうにぎわすにぎやか富むはやる盛る栄華全盛最盛盛栄栄耀栄華共存共栄隆昌新興末広末広がり殷賑いんしん活況盛況盛会盛大繁華花が咲く

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精選版 日本国語大辞典 「興隆」の意味・読み・例文・類語

こう‐りゅう【興隆】

  1. 〘 名詞 〙 勢いが盛んになり栄えること。また、物事をおこして盛んにすること。
    1. [初出の実例]「『弘法大師の仏法こうりうのために生れ給へる』とこそ見えさせ給ひけれ」(出典:栄花物語(1028‐92頃)うたがひ)
    2. 「伽藍を興隆(コウリウ)し、群生を済度すべし」(出典源平盛衰記(14C前)三九)
    3. [その他の文献]〔諸葛亮‐前出師表〕

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普及版 字通 「興隆」の読み・字形・画数・意味

【興隆】こうりゆう

盛んとなる。蜀・諸亮〔出師の表〕賢臣に親しみ、小人ざけしは、此れ先の興せし以なり。

字通「興」の項目を見る

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「興隆」の解説

興隆 こうりゅう

1759-1842 江戸時代後期の僧。
宝暦9年2月生まれ。浄土真宗本願寺派越後(えちご)(新潟県)正念寺住職。越後領勝寺の北天に師事し,さらに各地諸宗をまなぶ。のち西本願寺学林の講師をつとめ,文政11年司教,天保(てんぽう)2年勧学となった。天保13年7月3日死去。84歳。法名は恵音,僧音。著作に「無量寿経天寿録」「教行信証徴決」など。

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