賢劫(読み)けんごう

精選版 日本国語大辞典 「賢劫」の意味・読み・例文・類語

けん‐ごう‥ゴフ【賢劫】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「げんごう」とも ) 仏語。現在賢劫のこと。現在の一大劫で、過去荘厳劫、未来星宿劫に対し、いまの世の千仏賢聖が出世する時分をいう。
    1. [初出の実例]「今是の賢劫の尺迦(しゃか)一代教文を探(あなく)るに、三つの時有り」(出典日本霊異記(810‐824)下)

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