精選版 日本国語大辞典 「賤家」の意味・読み・例文・類語 せん‐か【賤家】 〘 名詞 〙① いやしい人のすみか。しずがや。[初出の実例]「或名二取葺一、上圧二小石一、最賤家也」(出典:和漢三才図会(1712)八一)② いやしい家柄。卑賤の家門。 しず‐やしづ‥【賤家】 〘 名詞 〙 粗末な家。みすぼらしい家。[初出の実例]「志都夜(シヅヤ)の小菅 鎌もて刈らば 生ひむや小菅 生ひむや 生ひむや小菅」(出典:神楽歌(9C後)小前張・賤家の小菅)賤家の補助注記「梁塵愚案抄」では菅の名とする。また、「梁塵後抄」では地名とする。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例