賭徳(読み)かけどく

精選版 日本国語大辞典 「賭徳」の意味・読み・例文・類語

かけ‐どく【賭徳】

〘名〙 (「どく」は、「づく」の変化した語とも、「ろく(祿)」の変化した語ともいう)
勝負事に賭ける金品。賭け物。賭祿(かけろく)
※虎明本狂言・水掛聟(室町末‐近世初)「かけどくならば身どももかけてやらう」
② 賭けごと。勝負事。
浄瑠璃・丹波与作待夜の小室節(1707頃)上「朋輩どもとかけどくに道中すご六打て」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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