贅肬(読み)ぜいゆう

精選版 日本国語大辞典 「贅肬」の意味・読み・例文・類語

ぜい‐ゆう‥イウ【贅肬・贅疣】

  1. 〘 名詞 〙
  2. こぶ、いぼのような無用の肉。贅肉(ぜいにく)。〔医語類聚(1872)〕
  3. ( 形動 ) 無用、無益なもの。むだなもの。無用の長物。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「不敏陸陸何敢為贅疣」(出典:惺窩文集(1627頃)続・序)
    2. [その他の文献]〔楚辞‐九章・惜誦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android