精選版 日本国語大辞典 「九章」の意味・読み・例文・類語
きゅう‐しょう キウシャウ【九章】
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[一] =きゅうしょうさんじゅつ(九章算術)
※令義解(718)学「凡算経。孫子。五曹。九章。海嶋。六章。綴術。三開重差。周髀。九司。各為二一経一」
[二] 和歌の秘伝の一つ。和歌を中国の九章になぞらえて五行説によって説明したもの。書陵部蔵「和歌聞書」によれば、在原業平が天安元年(八五七)文徳天皇の住吉行幸に供奉した際に住吉明神から授けられたものという。
※深秘九章(14C頃)「九章者 木章、火章、土章、金章、水章、散章、順章、逆章、敵章」
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