赤む(読み)アカム

デジタル大辞泉 「赤む」の意味・読み・例文・類語

あか・む【赤む】

[動マ四]赤みがさす。赤らむ。
「もえいでたる葉末の―・みて」〈・四〇〉
[動マ下二]あかめる」の文語形

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「赤む」の意味・読み・例文・類語

あか・む【赤】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 赤くなる。赤みを帯びる。赤らむ。また、赤茶ける。
    1. [初出の実例]「熟(アカメル)稲始めて見ゆ」(出典日本書紀(720)皇極元年五月(図書寮本訓))
    2. 「わざと御使して賜はせたりし、唐の紙のあかみたるに、草(さう)にて」(出典:枕草子(10C終)二四一)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙あかめる(赤)

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