赤らか(読み)アカラカ

デジタル大辞泉 「赤らか」の意味・読み・例文・類語

あか‐らか【赤らか】

[形動ナリ]赤みを帯びたさま。赤く照り輝くさま。
「紅といふものいと―にかいつけて、髪けづりつくろひ給へる」〈常夏

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精選版 日本国語大辞典 「赤らか」の意味・読み・例文・類語

あから‐か【赤か】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「か」は接尾語 ) 赤みを帯びているさま。赤く色づいて鮮やかなさま。赤みを帯びて美しいさま。
    1. [初出の実例]「天下の麗人(かほよきひと)は吾が婦に若くは莫し。〈略〉嘩(アカラカ)に温(にこやか)に種(くさくさ)の相(かたち)足れり」(出典日本書紀(720)雄略七年是歳(前田本訓))
    2. 「べにといふものいとあからかにかい付けて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)常夏)

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