赤司鷹一郎(読み)アカシ タカイチロウ

20世紀日本人名事典 「赤司鷹一郎」の解説

赤司 鷹一郎
アカシ タカイチロウ

明治・大正期の官僚 文部次官。



生年
明治9年5月10日(1876年)

没年
昭和8(1933)年11月7日

出身地
肥前国(佐賀県)

学歴〔年〕
帝国大学法科〔明治30年〕卒

経歴
肥前佐賀藩士・赤司欽一の長男に生まれる。明治30年文部省に入省、参事官となる。のち行政法・教育制度の研究のためドイツ・フランス留学。帰国後、維新史料編纂事務局長、普通学務局長を経て、文部次官を務める。大正13年退官し錦鶏間祗候となる。また文政審議会委員、大日本職業指導協会会長、安田修得会常務理事、東京植民貿易語学校長、東京保善商事同工業学校長、海外植民協会会長などを兼任した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「赤司鷹一郎」の解説

赤司鷹一郎 あかし-たかいちろう

1876-1933 明治-大正時代の官僚。
明治9年5月10日生まれ。肥前佐賀藩士の子。文部省にはいり,ドイツ,フランスに留学。帰国後,維新史料編纂(へんさん)事務局長,普通学務局長をへて文部次官となる。退官後,大日本職業指導協会会長などをつとめた。昭和8年11月7日死去。58歳。帝国大学卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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