赤坂一号窯跡
あかさかいちごうようせき
[現在地名]姫路市石倉 東山
大津茂川の中流域東岸に位置し、峰相山の南麓に立地する。国道二九号の工事によって一部が切断され、長く灰原の断面が露出していた。青山地区から太市地区、さらに峰相山麓にかけて五〇基程度の六世紀末から八世紀初頭の須恵器窯が築かれている。峰相山窯跡群とよばれ、当窯跡もその一基で、古くから学会に報告された桜峠の窯跡や打越窯跡なども含まれている。操業時期は八世紀第1四半期である。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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