日本歴史地名大系 「赤坂台町」の解説 赤坂台町あかさかだいまち 東京都：港区旧赤坂区地区赤坂台町[現在地名]港区赤坂七丁目赤坂台地の中心部に明治五年（一八七二）成立した町。東は赤坂丹後（あかさかたんご）町・同一ッ木（ひとつぎ）町、南は同新（しん）町五丁目、西は同檜（ひのき）町・同新坂（しんさか）町、北は同表（おもて）三丁目。同年赤坂掃除（あかさかそうじ）町の本町部分に臨済宗大徳寺末種徳（しゆとく）寺（狩野興以墓あり、天文一九年作成北条氏康検地帳を所蔵）・報土（ほうど）寺（現真宗大谷派、儒者井部香山墓・力士雷電墓あり）・真宗本願寺末覚永（かくえい）寺、道教（どうきよう）寺（現真宗大谷派）、浄土宗法安（ほうあん）寺、臨済宗妙心寺末円通（えんつう）院、旧幕臣邸地を合せて新設命名された。寛永（一六二四―四四）頃に移転してきた寺が多く、赤坂一ッ木（あかさかひとつぎ）町へかけて寺町の俗称があった（沿革図書・「東京府志料」など）。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
