赤塗(読み)アカヌリ

デジタル大辞泉 「赤塗」の意味・読み・例文・類語

あか‐ぬり【赤塗(り)】

赤色に塗ること。また、赤く塗ったもの。
赤面あかつら2」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「赤塗」の意味・読み・例文・類語

あか‐ぬり【赤塗】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 赤色に塗ること。また、赤色に塗ったもの。朱塗り。
    1. [初出の実例]「家居には床・違棚〈略〉赤塗・白土」(出典:政談(1727頃)二)
  3. あかづら(赤面)
    1. [初出の実例]「下手に御厨(みくりや)の三郎将頼、赤塗(アカヌリ)上下(かみしも)大小、股立(ももだち)にて」(出典歌舞伎・暫(1714))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android