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赤水図 せきすいず

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

赤水図
せきすいず

水戸藩の儒者で地理学者であった長久保赤水 (1717~1801) が作成し,安永8 (1779) 年刊行された経緯線を記載した最初の日本全図。正式名称は『改正日本輿地路程全図』。木版8色刷り。道程1寸を 10里 (約 40km) とした縮尺 (129万 6000分の1) がほぼ確立されている。正距円筒図法に相当するものに基づいて作図されており,各地の位置はその場所における北極星の測定によって得た緯度に基づいている (ただし赤水の実測ではない) 。京都を本初子午線としている。のちの実測日本図に「伊能図」があるが,これは秘図として公開されなかったので,赤水図が江戸時代後期の代表的日本図とされた。

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