赤練(読み)あかねり

精選版 日本国語大辞典 「赤練」の意味・読み・例文・類語

あか‐ねり【赤練】

〘名〙
赤色に染めた練り絹。
延喜式(927)四一「其女従衣者、通著黄赤練蒲萄退紅〈略〉墨染等色
② 赤色の練りようかんのことか。
※滑稽本・七偏人(1857‐63)初「この羊羹新製だといふから、一つあがって御らんなせへ〈略〉この赤煉(アカネリ)御座へやすか」

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