赤腐病(読み)あかぐされびょう

精選版 日本国語大辞典 「赤腐病」の意味・読み・例文・類語

あかぐされ‐びょう‥ビャウ【赤腐病】

  1. 〘 名詞 〙 養殖中のノリ病気一つ病原菌によって細胞が死ぬもので、病患部の周縁が淡桃色に変色することからいう。晩秋から初冬にかけて発生し、暖冬のときなどに被害が多い。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の赤腐病の言及

【ノリ(海苔)】より


[病害]
 ノリ養殖においては種々の病害が発生して,収穫の減少や品質の低下を起こす。代表的なものは赤腐病,どた腐病,白腐病などである。赤腐れは降雨で塩分が低下したり,比較的高水温が続いたときに起こりやすい。…

※「赤腐病」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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