コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

赤道湧昇 せきどうゆうしょう Equatorial upwelling

1件 の用語解説(赤道湧昇の意味・用語解説を検索)

海の事典の解説

赤道湧昇

赤道域は、貿易風による東風が卓越している。地球自転にともなうコリオリの力が働くため、表層の水は全体として、風の方向に北半球で直角右向きに、南半球 では直角左向きに運ばれる(エクマンの吹送流)。したがって、赤道付近の表層水は南北に運ばれて、その後に下層の冷たい水が湧昇してくる。この現象を赤道 湧昇と呼ぶ。エルニーニョ現象が起こるとペルー沖の沿岸湧昇域と太平洋赤道湧昇域の冷水域の水温が異常に上昇し、世界の気象に異常現象を引き起こす。 (永田)

出典|(財)日本水路協会 海洋情報研究センター
Copyright(C) Marine Information Research Center, Japan Hydrographic Association. All Rights Reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

赤道湧昇の関連キーワード北赤道海流赤道無風帯反対貿易風偏東風貿易風南赤道海流ハドレー循環赤道海流南東貿易風クラカトア東風

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone