走書(読み)はしりかく

精選版 日本国語大辞典 「走書」の意味・読み・例文・類語

はしり‐か・く【走書】

〘他カ四〙 手早に筆を動かして文字をつづけて早く書く。すらすらと書く。
※宇津保(970‐999頃)嵯峨院「宮のあこ君に『〈略〉』と書きて奉り給へり。〈略〉はしりかき給ふさまなど、こともなし」

はしり‐がき【走書】

〘名〙 手早に筆を動かして文字を続けて書くこと。すらすらと書くこと。また、そうして書いたもの。
※俳諧・玉海集(1656)三「風に雲やはしり書する文月夜〈元辰〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「走書」の読み・字形・画数・意味

【走書】そうしよ

飛脚

字通「走」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android