日本大百科全書(ニッポニカ) 「赴戦嶺」の意味・わかりやすい解説 赴戦嶺ふせんれい / プチョンリョン 北朝鮮、北東部の両江道と咸鏡(かんきょう)南道の境界にある峠。標高1445メートル。蓋馬(かいま)高原の南縁の赴戦嶺山脈の南側にある。背後は花崗片麻(かこうへんま)岩からなる広大な平坦(へいたん)面の蓋馬高原で、南部は傾斜の急峻(きゅうしゅん)な城川江の峡谷を形成している。赴戦江の水はこの嶺を貫通して流域変更式の水力発電に使われている。[魚 塘] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例