起縁(読み)ぎえん

精選版 日本国語大辞典 「起縁」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐えん【起縁】

〘名〙 (「縁起」をさかさまにした形の俗語) ある物事が起こる前の、また、ある事を行なう前の、吉凶を判断する材料になる事柄
咄本・枝珊瑚珠(1690)四「今日はじめて出たるに、はつかごかりをかさぬはぎゑんわるし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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