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超伝導発電 ちょうでんどうはつでんsupercording generator

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

超伝導発電
ちょうでんどうはつでん
supercording generator

発電機の固定子あるいは回転子の導体に超伝導体を用い,超伝導状態のもとで発電を行うこと。極低温で電気抵抗がゼロとなる超伝導現象を利用すれば抵抗に基づく損失をなくすことができる。初期段階では,回転子を極低温に冷却することが困難であったことから固定子側の超伝導化がまず考えられたが,その後回転子のほうがより効果的であることがわかり,主流となった。一般に発電効率を高めるためには回転子の径を大きくする必要があったが,大口径のものは高速回転による遠心力でこわれやすく,発電機の構造は大型化せざるをえなかった。しかし超伝導化により小型で大出力の発電機の製造が可能となった。今日では数十万 kW級の発電機も開発されており,さらに高温超伝導物質の発見を背景にその実用化が期待されている。

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