超変成作用(読み)ちょうへんせいさよう(その他表記)ultrametamorphism

最新 地学事典 「超変成作用」の解説

ちょうへんせいさよう
超変成作用

ultrametamorphism

ミグマタイトの形成を伴う高温変成作用。造山帯の深部では,部分的溶融により粒間溶液(アイコア)ができ,基盤岩や堆積物がそれに浸され,反応し,交代的にミグマタイト化や花崗岩化作用が進む。P.J.Holmquist(1909)命名。その過程や,その過程の種々の段階を定義するのに種々の用語が用いられる。ミグマタイト化作用交代作用(メタソマティズム,リプレースメント),インビビションシンテクシスアナテクシスダイアテクシスパリンジェネシス混成作用(コンタミネーション,ハイブリジゼーション),注入変成作用など。

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関連語 端山

岩石学辞典 「超変成作用」の解説

超変成作用

地殻の深いところで広域的な高温の変成作用.岩石が熔融してマグマを作る作用であるアナテクシスの過程が非常に激しく,岩石の一部か全部がマグマの状態となった場合をいう.その場所で熔融物が形成された高度の変成作用,または高度の交代作用である.[Sederholm : 1907, Holmquist : 1909, 渡辺編 : 1935, 片山ほか : 1970].ペグマタイト質のマグマを生じて熔融していない部分に脈状に迸入し,迸入片麻岩に似た岩石を生じる[Holmquist : 1909, 渡辺編 : 1935].プルト変成作用(plutometamorphism)[Read : 1944].

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