超涯不次(読み)チョウガイフジ

デジタル大辞泉 「超涯不次」の意味・読み・例文・類語

ちょうがい‐ふじ〔テウガイ‐〕【超涯不次】

身分不相応の昇進。異例の抜擢ばってき
労功ありとて、―の賞を行はれける」〈太平記・三〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「超涯不次」の意味・読み・例文・類語

ちょうがい‐ふじテウガイ‥【超涯不次】

  1. 〘 名詞 〙 分不相応で、その上順序をこえていること。特別の抜擢(ばってき)
    1. [初出の実例]「多年の労功ありとて、超涯(テウガイ)不次の賞を行なはれける間」(出典:太平記(14C後)三〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む