超涯(読み)チョウガイ

デジタル大辞泉 「超涯」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐がい〔テウ‐〕【超涯】

身分に過ぎたこと。過分。
「これ当家―の面目なり」〈太平記・二〇〉

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精選版 日本国語大辞典 「超涯」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐がいテウ‥【超涯】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 身分に過ぎたこと。分限をこえたこと。過分。
    1. [初出の実例]「是当家超涯(テウガイ)の面目也」(出典:太平記(14C後)二〇)
  3. 一生涯にわたっていること。
    1. [初出の実例]「シカラバ イカナル セイカノ ツマ トモ ナシ、chôgai(チョウガイ)ノ ガイタクニ ホコルベシ」(出典:サントスの御作業の内抜書(1591)二)

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