超臨界(読み)チョウリンカイ

デジタル大辞泉 「超臨界」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐りんかい〔テウ‐〕【超臨界】

核分裂連鎖反応臨界を超えた状態中性子の発生量が消失量を上回る状態で、時間とともに核分裂の数が増えていく。臨界超過

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精選版 日本国語大辞典 「超臨界」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐りんかいテウ‥【超臨界】

  1. 〘 名詞 〙 原子炉炉心で、発生する中性子の数が消費される中性子の数より多くなること。この急激な上昇核爆発である。→臨界

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世界大百科事典(旧版)内の超臨界の言及

【原子炉】より

…この状態を臨界という。また,keff>1のときを臨界超過または超臨界,keff<1のときを未臨界または臨界未満という。このようにkeffは原子炉の炉心のような核分裂性物質を含む集合体(中性子増倍体系という)における連鎖反応の特性を支配する基本的指標で,実効増倍係数と呼ばれる。…

※「超臨界」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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