超電導電磁推進船(読み)ちょうでんどうでんじすいしんせん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「超電導電磁推進船」の意味・わかりやすい解説

超電導電磁推進船
ちょうでんどうでんじすいしんせん

スクリューの代わりに超電導磁石で発生する強力な磁場を利用して推進力を得る新しいタイプの動力船船体に垂直に超電導コイルを取付け,発生する磁場に直交する形で電流を流し,フレミング左手法則により船体を前に進める推進力を発生させる仕組み。電流を止めれば船は停止し,電流の流れる方向を逆にすればバックさせることができる。実験航海では数ノットが達成されているが,最終的に 100ノットの速度を目標としている。 1980年代後半の超伝導ブームの中で,超伝導技術の工学的応用のひとつとして大きな注目を集めたが,リニアモータカー,地下開発などへの応用と同じで,価格面での課題が大きい。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む