超高真空(読み)チョウコウシンクウ

世界大百科事典(旧版)内の超高真空の言及

【真空】より

…すなわちその中では分子間の衝突はほとんど起こらず,気体のふるまいも大気圧付近のようすとはまったく異なる状態となり,流体(連続体)のようには扱えなくなる。一般に10-7Pa程度より小さい値を示す真空を超高真空というが,このようによい真空では,気体の圧力は測れないし,測定する意義もない。測れるのは気体分子の数密度,飛行の速さ,飛行の方向,分子の種類などである。…

※「超高真空」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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