JISX0208(読み)ジスエックスゼロニゼロハチ(その他表記)JIS X 0208

デジタル大辞泉 「JISX0208」の意味・読み・例文・類語

ジスエックス‐ゼロにゼロはち(JIS X 0208)

昭和53年(1978)にJIS日本産業規格)で定めた符号化文字集合規格。日本で初めて規定された、漢字を含む日本語の文字集合制定時の規格番号はJIS C 6226。通称JIS78または旧JIS。→JIS X 2013JIS漢字
[補説]昭和58年(1983)に第2次規格JIS X 0208-1983(JIS83)、平成2年(1990)に第3次規格JIS X 0208-1990(JIS90)、平成9年(1997)に第4次規格JIS X 0208:1997(JIS97)を制定。JIS第1水準2965字、JIS第2水準3390字、英数字・カタカナ・符号など非漢字524字、合計6879字の字形が規定された。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「JISX0208」の解説

JIS X0208

1978年にJIS(日本工業規格)によって制定されたJIS漢字コード最初はJIS C6226(情報交換用漢字符号系)として制定された後、1987年に規格番号がJIS X0208に改称され現在に至っている。1978年以後、3度の改正を経ており、便宜上それぞれの規格を、制定年を付けてJIS78、JIS83、JIS90、JIS97と呼んでいる。正確には、「7ビットおよび8ビットの2バイト情報交換用符号化漢字集合」という。現在のコンピューターによる日本語処理の基盤となっている規格。

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