日本大百科全書(ニッポニカ) 「越の犬」の意味・わかりやすい解説 越の犬こしのいぬ 哺乳(ほにゅう)綱食肉目イヌ科の動物。家畜であるイヌの1品種で、富山、石川、福井県地方に産した中形日本犬である。在来犬の保存運動がおこると、1934年(昭和9)6月に「越の犬保存会」が設立され、同年12月に天然記念物の指定を受けた。しかし、あまり一般の関心をひかず、現在は残存していないものと思われる。[増井光子][参照項目] | 日本犬 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例