越三昧耶(読み)おっさんまや

精選版 日本国語大辞典 「越三昧耶」の意味・読み・例文・類語

おっ‐さんまやヲッ‥【越三昧耶】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。密教で、菩提心を発したものが、仏の本誓(三昧耶)に違越(いおつ)すること。これを越三昧耶罪というが、またとくに重罪として、三種重罪を数えるときは、越法罪(おっぼうざい)ともいう。灌頂(かんじょう)を受けていない者に秘法を授けるなど、まだ許可されていない法の授受にたずさわる罪をいう。
    1. [初出の実例]「真言の習、未だ伝受せざる法を披覧する事は、越三摩耶の失とて、無間の業となるなり」(出典:貞享版沙石集(1283)八)
    2. [その他の文献]〔大日経疏‐一四〕

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