越智貞厚(読み)おちの さだあつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「越智貞厚」の解説

越智貞厚 おちの-さだあつ

?-? 平安時代前期の官吏
承和(じょうわ)6年(839)遣唐史生(ししょう)として唐(中国)の揚州(ようしゅう)にいたことが「入唐求法巡礼行記」にみえる。帰国後,大宰大典(だざいのだいさかん)などをへて隠岐守(おきのかみ)となる。貞観(じょうがん)8年新羅(しらぎ)(朝鮮)の人と謀反(むほん)をたくらんでいると告発される。無実と判明したが,殺人犯調査をおこたっていたことがわかり処罰された。越貞原とも。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android