越智雲夢(読み)おち うんむ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「越智雲夢」の解説

越智雲夢 おち-うんむ

1686-1746 江戸時代中期の医師,儒者
貞享(じょうきょう)3年1月生まれ。曲直瀬(まなせ)平庵の子。父の跡をつぎ,養安院と称して幕府医官,のち法眼となる。荻生徂徠(おぎゅう-そらい)に古文辞をまなんだ。延享3年3月25日死去。61歳。江戸出身。名は正珪。字(あざな)は君瑞。別号に神門叟,雪翁。著作に「懐仙楼集」「神門余筆」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む