足元の明るい中(読み)アシモトノアカルイウチ

デジタル大辞泉 「足元の明るい中」の意味・読み・例文・類語

足元あしもとあかるいうち

《日が暮れて足元が見えなくならないうち、の意から》自分が不利な状態にならないうち。「足元の明るい中に手を引きなさい」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「足元の明るい中」の意味・読み・例文・類語

あしもと【足元】 の=明(あか)るい[=明(あか)い]中(うち)

  1. 行先のよく見える日の暮れないうち。また、自分の弱点悪事が見つけ出されて不利な状態にならないうち。手おくれにならないうち。
    1. [初出の実例]「漢の高祖も越王のつれと知たらば、韓信もはやう足もとのあかい時にひっこまうす者をぞ」(出典:玉塵抄(1563)七)

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