足底筋(読み)ソクテイキン

デジタル大辞泉 「足底筋」の意味・読み・例文・類語

そくてい‐きん【足底筋】

ふくらはぎにある筋肉の一。膝の裏の外側から起こる細長い筋肉で、腓腹筋ひふくきんヒラメ筋の間を通り、アキレス腱を介して踵骨に停止する。足の底屈や膝の屈曲を補助するが、力は弱い。人によって欠如する場合もあるが、機能的には問題ない。足の裏にある足底腱膜とは異なる。
[補説]サルの足底筋は足底腱膜までつながっているが、ヒトの足底筋はそれが退化したものとされる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android