足掻き(読み)アガキ

デジタル大辞泉 「足掻き」の意味・読み・例文・類語

あ‐がき【×掻き】

苦しまぎれにじたばたすること。「最後足掻き」「悪足掻き
手足を動かすこと。手足の動き。
「しばらくもがいているうちに、ふと―が自由になる」〈二葉亭平凡
馬などが前足で地をかくこと。また、馬の歩み。
「馬の―を早めけり」〈竜渓経国美談
子供がいたずらをして暴れること。
「昼の―に草臥くたびれて」〈浄・栬狩剣本地

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 悪足掻き 草臥

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android