跡永賀村(読み)あとえがむら

日本歴史地名大系 「跡永賀村」の解説

跡永賀村
あとえがむら

[現在地名]釧路郡釧路町大字跡永賀村

明治五年(一八七二)頃から大正八年(一九一九)まで存続した村。昆布森こんぶもり村の東にあり、南部は海に面する。明治三年釧路漁場持の米屋孫右衛門の募集に応じて奥羽から民十数戸が移住したとされる(状況報文)。同年の当地への移住戸口は二〇戸・五三人という(同一七年「釧路郡移住人民調」御子柴文書)。同六年の「釧路国地誌提要」に跡永賀村とみえ、寄留の戸口は一九戸・六四人。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android