踏み含む(読み)フミククム

デジタル大辞泉 「踏み含む」の意味・読み・例文・類語

ふみ‐くく・む【踏み含む】

[動マ五(四)]《「ふみくぐむ」とも》衣やはかまなどを足で踏むほどに裾長すそながに着る。
蹴出し浅黄を―・み其の紅を捌きながら」〈鏡花・日本橋〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「踏み含む」の意味・読み・例文・類語

ふみ‐くく・む【踏含】

  1. 〘 他動詞 マ行四段活用 〙(はかま)などの裾(すそ)を足で踏むほどに内側へ押し込む。衣や袴を足が隠れて見えないほど裾長(すそなが)に着る。
    1. [初出の実例]「直衣のいと白う見ゆるに、指貫のなからふみくくまれて」(出典:能因本枕(10C終)二九二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む