デジタル大辞泉 「踏み含む」の意味・読み・例文・類語 ふみ‐くく・む【踏み▽含む】 [動マ五(四)]《「ふみくぐむ」とも》衣や袴はかまなどを足で踏むほどに裾長すそながに着る。「蹴出しの浅黄を―・み其の紅を捌きながら」〈鏡花・日本橋〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「踏み含む」の意味・読み・例文・類語 ふみ‐くく・む【踏含】 〘 他動詞 マ行四段活用 〙 袴(はかま)などの裾(すそ)を足で踏むほどに内側へ押し込む。衣や袴を足が隠れて見えないほど裾長(すそなが)に着る。[初出の実例]「直衣のいと白う見ゆるに、指貫のなからふみくくまれて」(出典:能因本枕(10C終)二九二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例