ふみ‐はずし‥はづし【踏外】
- 〘 名詞 〙
- ① 足などを踏みはずすこと。
- [初出の実例]「谷に残雪や日足の踏はつし〈弘政〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)一)
- ② 正道からそれること。道理にはずれること。また、失敗すること。
- [初出の実例]「なりあがりたるかなしさは、われの威に恐るると心得て、ふみはづし強し」(出典:浮世草子・傾城仕送大臣(1703)三)
- ③ 鳥を捕えるために作った一種のわな。
- [初出の実例]「山田の垣根にふみはつしといふ事をして鳥をとり侍りける」(出典:散木奇歌集(1128頃)雑上)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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