精選版 日本国語大辞典 「踏外」の意味・読み・例文・類語
ふみ‐はず・す ‥はづす【踏外】
〘他サ五(四)〙
① 足の踏みどころをあやまる。踏みあやまって足をそらす。ふみおとす。
※散木奇歌集(1128頃)雑上「思ふらんしり括りたる鳥ならばふみはつしてもかかるめみじと」
② 道理をはずれた事をする。人の道にはずれた行ないをする。
③ 失敗する。失脚する。
ふみ‐はずし ‥はづし【踏外】
〘名〙
① 足などを踏みはずすこと。
② 正道からそれること。道理にはずれること。また、失敗すること。
※浮世草子・傾城仕送大臣(1703)三「なりあがりたるかなしさは、われの威に恐るると心得て、ふみはづし強し」
③ 鳥を捕えるために作った一種のわな。
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