正道(読み)セイドウ

デジタル大辞泉 「正道」の意味・読み・例文・類語

せい‐どう〔‐ダウ〕【正道】

正しい道理。正しい道。また、正しい行為。「正道を歩む」
[類語]正しいまともまっとうノーマル正常本筋本道本流直流合理合理的論理的理路整然ロジカル理詰め中正方正適正真正純正フェアことわり事理条理論理理屈筋道辻褄つじつま理路道筋ロジック至当正則公正合法合法的本格的正式本式正格正統正調正規公式格調格式品格品位風格おおやけ公的本物儀礼礼法礼式礼儀風儀作法よそ行き格式張る折り目正しいフォーマル本格主流押しも押されもせぬれっきとちゃんと道理道理至極腰を入れる本腰本腰を入れるレギュラーオーソドックスプロパー模範的象徴的代表的典型的標準的ティピカル模範手本規範モデル典型亀鑑規矩きく規矩きく準縄規則決まり定め規定規律ルールおきて文範見本かがみ範例標本サンプル雛形ひながた書式好例適例スタンダードフォーマット王道師表基準規準り所類型定型様式化スタイル正統派折り紙付き太鼓判をパーフェクト非の打ち所が無い完璧万全完全無欠傑出大出来紋切り型腐ってもたい

しょう‐どう〔シヤウダウ〕【正道】

[名・形動]
道義的に正しい道。せいどう。
すなおで正しいこと。また、そのさま。「正道潔白」
えこひいきなしに―に申さうなら」〈伎・毛抜

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「正道」の意味・読み・例文・類語

しょう‐どうシャウダウ【正道】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 正しい道。正しい行為。せいどう。
    1. [初出の実例]「即捨昔方便之説。為説今日正道也」(出典法華義疏(7C前)一)
  3. 特に法華経をいう。
    1. [初出の実例]「正道とは、斯経難持。若暫持者。我即歓喜。諸仏亦然と説き給ひたる法華経の事にて侍り」(出典:遠羅天釜(1747)答鍋島摂州侯近侍者)
  4. ( 形動 ) 素直で正しいこと。また、そのさま。正直。
    1. [初出の実例]「其後正道(シャウタウ)を申せし人足の事を、ひそかに尋られしに」(出典:浮世草子武家義理物語(1688)一)

せい‐どう‥ダウ【正道】

  1. 〘 名詞 〙 正しい道。正当な道理、また、正しい行為。公道。しょうどう。
    1. [初出の実例]「是故或国司乖文法以廻方略、違正道以施権議」(出典:菅家文草(900頃)九・請令議者反覆検税使可否状)
    2. 「人たる者は天の正道に従ふを以て職分とす」(出典:学問のすゝめ(1872‐76)〈福沢諭吉〉七)
    3. [その他の文献]〔礼記‐燕義〕

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普及版 字通 「正道」の読み・字形・画数・意味

【正道】せいどう(だう)

正しい道。漢・班固東都の賦〕小子狂、裁するを知らず。に正を聞けり。ふ、身にして之れを誦せんと。

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