蹴殺す(読み)けころす

精選版 日本国語大辞典 「蹴殺す」の意味・読み・例文・類語

け‐ころ・す【蹴殺】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 足でけって殺す。合戦のときなどに、軍馬で敵をけちらして殺す。
    1. [初出の実例]「かくて度々伐りに寄来る者を不令伐して、皆蹴(くころ)しつ」(出典今昔物語集(1120頃か)一一)
    2. 「高が巡査の一匹や二匹蹴殺して呉れるは雑作も無へだがな」(出典:良人の自白(1904‐06)〈木下尚江〉後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む