身は身で通る(読み)ミハミデトオル

デジタル大辞泉 「身は身で通る」の意味・読み・例文・類語

とお

身分貧富賢愚にかかわらず、人はそれぞれ身の程に応じて生きてゆくものである。
人は結局、自分本位に生きてゆくものである。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「身は身で通る」の解説

身は身で通る

人は能力や身分などさまざまだが、それぞれ相応の生活ができる。また、人は身なりなどかまわなくても、本人のもって生まれたもので何とかやっていけるものである。

[解説] 京のものとされる上方いろはかるたの一部に「身は身で通る裸ん坊」の形で採録されました。絵札には、腰蓑を身につけただけの裸ん坊が描かれるのが通例で、扇を手に踊る姿のものもありました。

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