身身(読み)ミミ

デジタル大辞泉 「身身」の意味・読み・例文・類語

み‐み【身身】

(「身身となる」の形で)身二つになること。出産すること。
「舟のうちの住まひなれば静かに―と成らん時もいかがはせん」〈平家・九〉
各自のからだ。その身その身。
「おのが―につけたるたよりども思ひ出でて」〈蓬生

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「身身」の意味・読み・例文・類語

み‐み【身身】

  1. 〘 名詞 〙
  2. その身その身。各人の身。各人各人。
    1. [初出の実例]「おのがみみにつけたるたよりども思ひでて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)蓬生)
  3. 身二つ。二つの身。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む