車川村(読み)くるまがわむら

日本歴史地名大系 「車川村」の解説

車川村
くるまがわむら

[現在地名]勢和村車川

上津又かみつまた川・中津又川・下津又川の合流点付近にある。三河川の水を集めたにごり川は土屋つちや村・色太しきふと村などを抜けて宮川に注ぐ。文禄三年(一五九四)の多気郡検地帳写(徳川林政史蔵)土屋村・色太村と一括して記載されている。地積は一〇町二反九畝余、分米にして九五石四斗余である。内訳は田六反一畝余、屋敷地六反六畝余、残りが畑である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android