車持皇子(読み)クラモチノミコ

デジタル大辞泉 「車持皇子」の意味・読み・例文・類語

くらもち‐の‐みこ【車持皇子】

竹取物語中の人物かぐや姫に求婚する貴公子五人のうち一人で、蓬莱ほうらいの玉の枝を姫から求められ、偽造する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「車持皇子」の意味・読み・例文・類語

くらもち‐の‐みこ【車持皇子】

「竹取物語」中の、かぐや姫に求婚する貴公子の一人。姫に求められた蓬莱(ほうらい)の玉の枝のにせ物を持ってくるが、失敗。身を恥じて山に隠れる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android