車税(読み)くるまぜい

精選版 日本国語大辞典 「車税」の意味・読み・例文・類語

くるま‐ぜい【車税】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 江戸時代大八車に課せられた税金。元祿一三年(一七〇〇)、江戸では一台につき一か月銀一匁ずつ徴収された。同一六年廃止。
  3. 明治時代馬車人力車などに課せられた税金。
    1. [初出の実例]「車類の儀は改て車税規則左の通相定」(出典:太政官布告第二七号‐明治八年(1875)二月二〇日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android