デジタル大辞泉 「転ばかす」の意味・読み・例文・類語 まろば‐か・す【▽転ばかす】 [動サ四]「まろばす」に同じ。「狐、射―・されて」〈宇治拾遺・三〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「転ばかす」の意味・読み・例文・類語 ころば‐か・す【転かす】 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 ( 「かす」は接尾語 ) 人や物などをころがす。また、倒す。ひっくりかえす。ころばす。[初出の実例]「無動寺の上よりして、数千丈高き岩の上をころばかしたりける間、此鐘微塵に砕にけり」(出典:太平記(14C後)一五) まろば‐か・す【転かす】 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 ( 「かす」は接尾語 ) =まろばす(転)①[初出の実例]「狐、射まろはかされて」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例