ころび‐あ・う‥あふ【転合】
- 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙
- ① ころがり合ってぶつかる。いっしょにころぶ。
- [初出の実例]「死人のしゃれかうべどもが、いくらといふかずもしらず庭にみちみちて、うへになりしたになり、ころびあひころびのき」(出典:平家物語(13C前)五)
- ② 男女がひそかに、または親などの承認なしに肉体的関係を結び、仲人なしで夫婦になる。くっつきあう。
- [初出の実例]「衣きぬ山の帯のいはひに〈略〉昨日かもころびあいしか朝ぼらけ〈未学〉」(出典:俳諧・大坂独吟集(1675)下)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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