転んでもただは起きぬ(読み)ころんでもただはおきぬ

ことわざを知る辞典 「転んでもただは起きぬ」の解説

転んでもただは起きぬ

失敗したり、不利な状況におちいっても、なにがしかの利益はつかみ取ることのたとえ。

[使用例] 悪魔は、ころんでも、ただは起きない。誘惑に勝ったと思う時にも、人間は存外、負けていることがありはしないだろうか[芥川龍之介煙草と悪魔|1916]

[解説] 元は欲の深さを非難するような文脈で用いられましたが、後には苦境におちいってもなおあきらめずに、何とか立ち直りや反撃のきっかけをつかもうとする者についても用いられるようになりました。

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