転生継承法(読み)てんせいけいしょうほう

旺文社世界史事典 三訂版 「転生継承法」の解説

転生継承法
てんせいけいしょうほう

チベット仏教活仏 (かつぶつ) の地位を継承する法
ダライ=ラマなど有力な活仏が死んだとき,10か月以内に生まれた子どもだれかに魂が転生し,その地位を継承するというもの。厳重な独身主義黄帽派は,この方法により教団統一を維持した。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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