だれ(読み)ダレ

デジタル大辞泉 「だれ」の意味・読み・例文・類語

だれ

だれること。「生活だれ
相場活気がなくなり、やや安くなること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「だれ」の意味・読み・例文・類語

だれ

  1. 〘 名詞 〙
  2. だれること。
    1. [初出の実例]「近頃になると、またか、というダレが見えた」(出典:歯には歯を(1960)〈大藪春彦〉流れ者)
  3. 相場が下落すること。値段が安くなること。
    1. [初出の実例]「この村正、正作様へ百両に売り五十両儲けたところ、その時来てゐた侍が先生から貰ったといって売りに来た故、半分だれ五十両で又買ったが」(出典:歌舞伎・八幡祭小望月賑(縮屋新助)(1860)四幕)

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